『ひょうご失語症者の会~おしゃべり会』に学生がボランティアで参加しました

いつも言語聴覚士科/言語聴覚士専科のブログをご覧いただきありがとうございます(*^_^*)
今回は、先日開催された
「ひょうご失語症者の会~おしゃべり会」に
言語聴覚士専科の学生たちがボランティアで
参加させていただいた様子をご紹介します☆
「ひょうご失語症者の会」って?
この会は、失語症の方とそのご家族や言語聴覚士で構成されている会で、
加盟している団体が交代でおしゃべり会を担当し、
さまざまな催しを開催しているものです。
今回は、むつみ会(兵庫県の失語症の会の一団体)が担当され
マジック、歌、野菜ゴルフを言語聴覚士専科の学生たちと楽しみました。
【ボランティアに参加した学生の感想】
◆今回参加できて、実体験・経験を積む機会が得られて有り難かったです。
◆入学して初めて実際に失語症の方と触れ合う機会が得られてとてもよかった。
◆見た目ではその方の症状がわからないため、声をかけて負担にならないか、どの程度声かけをしたらよいかと考えながら接しました。
◆参加者の方々はどんな表情をされているのか、自分以外のボランティア参加者はどう動いているのかを見ることができ、とても勉強になった。
◆自分の声が雑踏の中では聞こえづらいと思ったので、普段から声の出し方を練習する必要があると気づきました。
◆笑顔を絶やさないようにすること、少し大きめの声でゆっくりとはっきり言葉を発するように心がけ、参加者の方やご家族の笑顔を見ることができた時は嬉しかったです。
◆失語症の方の辛い気持ちに寄り添うことも大切ですが、それに加えその方が「一歩踏み出そう」と思ってもらえるためにどのようなサポートができるか、今後学んでいきたいです。
◆経験を重ねて、患者さんが回復に対する意欲を高めるきっかけを作れるような言語聴覚士になりたいと思いました。
◆参加者の方に楽しんでいただくだけではなく、先生が個人個人に対して接し方を考慮しつつ、その方の状態をさりげなく観察していた点が非常に勉強になった。
◆患者さんの状態把握が難しくても、適切な接し方をすることによって安心感が生まれ、そこから笑顔につながるのだろうと感じた。
◆これから、言語聴覚士がどのように五感を使って患者さんに接するのかをもっと学びたいと思った。
◆すごく有意義で貴重な経験ができました。知識面でも人としても更に成長していきたいと思いました。
「失語症」とは、
脳こうそくや脳卒中などで脳の「言語領域」が傷ついたために
言葉がうまく使えなくなる状態のことをいいます。
つまり、失語症になると
話すことだけでなく、「聞く」「読む」「書く」ことも難しくなるのです。
今回参加した学生たちは、
失語症の方と直接接することで
・初対面の人に話しかけるタイミング
・どんなことを どんなことばで伝えるか
・相手が話せなかったときは?
こちらの言っていることが分かってもらえなかったときは?
など、様々なことを学べました。
言語聴覚士のたまごとして、
入学してから学んできたことを活かしながら
いろいろなことを考え、感じながらの
とても有意義なボランティア参加でした。
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