臨床工学技士の勉強をするとスマホの技術がわかる!?

みなさん、こんにちは。
臨床工学技士の田中です。
スマホって便利ですよね。電話、メール、SNSで皆さんも使用してると思いますが、
知らない場所でも、スマホの地図アプリを使えば、迷うことなく目的地にいけたりします。
スマホはパソコン、電話、ゲームなどがコンパクトに凝縮された小さな機械であるといえますが、なんと睡眠計や歩数計にもなるのです。
もちろんそれも、アプリをインストールすることが前提ですが、スマホ自体に、人の体の動きを感じ取ってくれるような装置「センサ」が内蔵されています。
これらの健康アプリは「センサ」のおかげでいろいろ出回っているのです。
そのセンサの仕組みを簡単に説明します(下図)。
金属が折りたたまれて入っていて、その両端に電流が流れています。スマホが動くとこの金属が伸びます。金属が伸びると電流の流れやすさが変化するので、この電流をスマホの中で測定することでスマホの姿勢がわかるようになっています。
このセンサは加速度センサといいます。
機械の仕組みを知るのって楽しいですよね。
他にも、スマホには通話のときに人の顔の接近を察知するセンサも入っています。これがあるので、通話中も、ほっぺたで画面をタップして変な操作をしてしまうことがありません。
姫路医療専門学校臨床工学技士科の授業では電気工学、電子工学、情報処理工学を学びます。いずれも、医療機器の操作や修理を行う臨床工学技士の仕事をする上で、必須の科目となりますが、これらを勉強する過程で下記のことがわかるようになります。
電気工学では、私たちがスマホやパソコンを動かすために必要な電気がどのように作られ、どのように家庭にやってきて、そしてどのように家電などを動かすエネルギーとなるのかがわかります。
電子工学ではパソコンやスマホの部品がそれぞれどのようなしくみで動くのかがわかります。
情報処理工学ではパソコン、スマホ、アプリ、インターネットのしくみがわかります。
先週のブログで臨床検査技師や診療放射線技師との違いについて書きましたが、ここまで、工学の授業をしっかり受けているので臨床工学技士は機器のプロになれるのです。

除細動器。心臓の動きを異常を直す機器です。

よくドラマの病室のシーンでみるシリンジポンプの点検
9月9日のオープンキャンパスでは臨床工学技士が取扱う、人の命を助けるために必要な装置である人工呼吸器などの医療機器の点検ができます。

人工呼吸器
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学校名 | 姫路医療専門学校 |
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学科 | ■作業療法士科<昼間部3年制> ■言語聴覚士科<昼間部3年制> ■臨床工学技士科<昼間部3年制> ■言語聴覚士専科<昼間部2年制> ※4年制大学卒業(見込)者対象 |