医療機器の仕組みをキットで再現!医療研修施設【ニプロiMEP様】特別授業

ブログをご覧のみなさま、こんにちは。
臨床工学技士の三村です。

先日、臨床工学技士科1年生の授業で滋賀県にある医療研修施設『ニプロiMEP』様に特別授業をしていただきました!

なんと今回の授業では、人工透析治療で使用する血液浄化装置の器具のひとつ「ダイアライザ」のミニバージョンを作らせて頂きました。

ダイアライザとは、イメージで言うと小学校の理科実験でやった「ろ過」で、血液を浄化するときに血液中の老廃物や余分な水分、電解質を透析液へ移すための装置です。

もっと簡単に言うと、血液をキレイにするための器具です。

この中には、ストローみたいに真ん中が空洞になって横に小さな穴が開いている『中空糸』が約1万本(!)も入っています。

さて、ではいよいよ制作開始!

▼この白いものが中空糸です。

「どうやってやってる?」
「こうやってな…」
友だちと一緒に組み立てます。

おっ、何か形になってきた?

完成~☆
ミニチュアダイアライザ…
可愛い…!!

実際に自分で組み立てることで、人工透析装置の仕組みやダイアライザの役割を確認できましたね。

授業いただいたニプロiMEP様、ありがとうございました!

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