救急隊バックには、何が入っているの!?
皆さん、こんにちは。
姫路医療専門学校、救急救命士科教員の坪田です。

今回、姫路医療にこの救急隊バックが届きました!
一度は見たことはありますでしょうか。

救急隊バックとは、傷病者のもとに救急車に乗って駆け付ける「救急隊員」が現場に持参するものです。
このバックの中には、何が入っているのか?
一緒に見ていきましょう!
まずは、中身を全部出してみました!
いろんな器具が入っています。

これらは気管挿管を行うために使用する器具です。

気管挿管とは、何らかの原因で気道に閉塞が生じている、または生じる可能性がある患者さんや、
人工呼吸管理が必要となった患者さんに対し、気管内にチューブを挿入・留置し、気道を確保する方法です。
この中には、喉頭鏡(のどの奥を照らす懐中電灯のようなもの)という器具もあります!

この喉頭鏡を使用しながら、気管内にチューブを入れます。

こちらは、輸液を行うときに使用する針です。

輸液=点滴ですね。
救急救命士は、心肺停止している傷病者に対して、
乳酸リンゲルを用いた静脈路確保のための輸液(薬剤を投与するためのルート確保)を行うことができます。
これは、救急救命士にしかできない、特定行為というものです。
この写真のように、腕を固定するアイテムもあります。

こちらは、何かシールみたいなものですね。
これはいったい何でしょう?

正解は、心電図電極です!
こちらのシールを傷病者の身体に貼り付け、心電図を測定することができるんです!

いかがだったでしょうか。
救急救命士は、あらゆる器具を扱い、救急救命処置を行います。
姫路医療専門学校、救急救命士科は、2024年4月からスタート!
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