超音波エコーとぶつからない車

臨床工学技士は、病気の治療や診断に使用する医療機器を扱う仕事です。
「医療機器」というと、すごく難しそうで日常生活からはとても遠いモノのように感じる方も多いと思います。

でも、意外と身近なモノコトが、医療の世界にも繋がっていたりします^^
このブログは、”知っているとちょっと医療の世界が身近になる”、そんなお話です!

 

超音波エコーとぶつからない車

病院での検査に「超音波エコー検査」というものがあります。
超音波を体に当てて、跳ね返ってくる音波を観測することで、体の中がどうなっているかを観る事ができる検査です。

この検査のすごいところは、体に針やメスを入れずに体中を見ることができるので、体に負担が少ないところですね。

 

同様の波の性質を利用した技術を使っている身近なものには、車の「自動ブレーキ」があります。
走行中に突然人や物が飛び出てきても、自動でブレーキをかけて衝突事故を防ぐ機能ですね。

この機能は、電磁波の一種で「ミリ波」と呼ばれる電波を常に車の前面に出し続け、物体に当たった反射波を感知して、自動でブレーキを踏む仕組みになっています。

 

「超音波エコー検査」と「自動ブレーキ」。
この2つは同じ原理を使用して、医療と日常生活を支えてくれる技術です。

 

ちなみに、ミリ波レーダーではなく、2つのカメラ  で距離を測定して行う方法もあります。
スバルの「アイサイト」がその原理を利用しています。

本校の臨床工学技士科の教員は、車好きが多いかも(笑)

 

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臨床工学技士についてもっと知りたい方は、オープンキャンパスに参加してみてはいかがでしょうか?

お待ちしています!

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