学外で実践的な授業を行っています

こんにちは、作業療法士科教員の松本です。
本日は、座学(講義形式の授業)以外の学習内容の一部を少しだけ紹介したいと思います。

 

・・・とその前に、皆さまは作業療法士の”活動場所”をご存じでしょうか?

多くの方が思いつくのは、病院やクリニックではないでしょうか。
多くの作業療法士の方々は病院やクリニックなどの医療現場で活躍されていますが、その他にも

・デイサービス
・訪問、介護老人保健施設
特別支援学校
刑務所

など、活動の場は多岐にわたります。

 

姫路医療専門学校では、座学以外にも保育園やデイケア、デイサービスでレクリエーションを実施するといった実践的な授業を行っています。
その中で、今回はデイサービスでのレクリエーションについて紹介していきます。

 

学生さんは7~8人ほどのグループに分かれて、各グループでレクリエーションを実施することになりますが、レクリエーションを実施するまでには様々な工程があります。

・何をするのか
・どのようにするのか
・何のためにするのか
・準備物はなにがあるか
・実施する中でのリスクはなにがあるのか
・実施手順や環境設定をどうするのか

など、対象となる方々を想像しながら各グループで考えていき、支援をどこで、どのようにするのかなど、役割分担や立ち位置なども決めます。

 

レクリエーション中には利用者の方々にも笑顔が多くみられ、お互いに楽しく過ごせているようです。
実施後は学生同士で改善点や反省点について話し合い、施設スタッフの方々や先生からもフィードバックを受けて、知識や実践経験を積み重ねています。

 

 

姫路医療専門学校の作業療法士科では、1年生の後期からこのような授業を実施しています。
実践での機会は、座学で得た知識を深めることにも繋がるため、活かしていってもらいたいと思います。

 

他にも、姫路医療専門学校では様々な授業があります。
オープンキャンパスでもお話していますので、ご興味のある方はぜひご参加ください^^

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