作業療法士のやりがい【作業療法士科】

みなさんこんにちは!

作業療法士科、2024年最後のブログとなります。

今年最後は、作業療法士のやりがいについてお話をさせていただきます。

作業療法士のやりがいと感じる部分は、

「身体障がい」・「精神障がい」・「高齢者」・「小児領域」と働く場所の領域が

広いこともあり、関わるシーンや職場により、様々であると思います。

共通してやりがいに感じることについて、お話しさせていただこうと思います。

まず、「作業療法士のやりがいは?」と聞かれて思い浮かべることは、

なんといっても一番は患者様の「笑顔」が見れて、

患者様から「ありがとう」という言葉がいただけることです。

「意外と地味」と思われるかもしれませんが、本当の意味で人から感謝のこもった笑顔や「ありがとう」を頂ける

仕事は数少ないのではないと思います。

作業療法士は病気になった患者様に、落ち込んだ気持ちを聞き、共感し、身の回りの動作で困ったことがあればなんでも相談に乗って、一人でできるようになるまで、一緒に支援や練習をします。

そしてついに患者様一人で生活できるようになって、

元の生活に戻っていくときに患者様の内側から出てくる「ありがとう」という言葉だからだと思っています。

患者様の辛い時の気持ちや出来ないことがやっと出来るようになった時の気持ち、

そんないろんな患者様の気持ちを理解し、支えることが出来たときに頂ける「ありがとう」と「笑顔」。そんなときにとても強いやりがいを感じることができます。

さらに、人についてよく知ること、人との関わり方について作業療法を通して深く学ぶことで、「本当の意味でやさしい人」

になることができますし、誰かを癒せる存在になることができます。

この誰かというのは、患者様だけのことではありません。周りの身近な人、つまり家族や友人、恋人、クラスメイトもあてはまります。

作業療法士は確かに今、超高齢化社会になっている日本にとって、必要性が迫られています。

今回のブログが作業療法士を目指す皆さんの参考になれば嬉しいです!

今年1年ありがとうございました。2025年来年もどうぞよろしくお願い致します。

作業療法士科一同

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