作業療法士の役割
皆さん、こんにちは!
作業療法士科教員の松本です。

※後ろに写っているのは、同じく作業療法士科の上原先生です(笑)。
今回は、作業療法士の役割の一部をご紹介したいと思います。
4月から就職や進学、様々な理由で実家から離れ、一人暮らしを始めた方も多いのではないでしょうか。
新生活には少しずつ慣れてきましたか?
以前から家事を行っていた方は、苦労も少ないかもしれません。
しかし経験のない方は、慣れない環境での生活や家事全般を行うことなど、何をどうしたらよいかわからず、要領がつかめなくて時間がかかってしまうなど、苦労もあるのではないでしょうか。


動くことに不自由な点が少ない私たちでも、環境が変わると不自由さを感じてしまいます。
私たち作業療法士が関わる方の大半は、リハビリを必要とする方々です。
自分に変化が起こり、思うように家で過ごすことが出来なくなってしまい、精神的な落ち込みも強く、意欲的になれない方もたくさんおられます。
また、元々当たり前のように出来ていたことが出来なくなってしまい、環境を変えないといけないことも多くあります。


作業療法士は、そういった方々が再び自宅で生活できるよう、出来ていることを最大限活かし、性格や特徴を知り、その人に合わせた支援を行います。
また、身体機能の改善だけではなく、精神、環境、支援者の調整なども作業療法の役割に含まれます。

まさに、「人の想いを知り、こころとからだを元気にする生活支援のスペシャリスト」です。
姫路医療専門学校のオープンキャンパスでは、作業療法士の魅力ややりがいについてお話しています。
職業体験も行っていますので、是非ご参加ください^^






