スピーチが上手くなる言語治療テクニック!   【言語聴覚士科】

皆さんこんにちは。

蒸し暑い季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、皆さんは人前でスピーチをする際、緊張して早口になることはありませんか?

そんな時に役に立つ、言語聴覚士が実際に行う言語治療テクニックをお伝えします!

 

【フレージング法】という言語治療があります。

フレージング法とは、文章に区切り(休止)を入れて、話す速度を調整する方法です。

この方法は、話す速度が低下することで、発話の明瞭さが向上する言語治療のテクニックのひとつです。

 

実際に文章を読んでみましょう!

「新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!今日は、新しい学校生活への第一歩を踏み出す、とても素晴らしい日です。」

 

この文章に休止を入れると?

「新入生の皆さんご入学おめでとうございます今日は新しい学校生活への第一歩を踏み出すとても素晴らしい日です。」

始めに読まれたスピードと、休止を入れて読んだスピードで変化はありましたか?

休止を入れている方が話す速度が落ちて、明瞭に話せたのではないかと思います。

大切なスピーチをする際は、休止(/)を入れて練習してみてはいかがでしょうか。

(※ちょうど良い休止を入れる間は人それぞれ異なります。ご自身で調整してみてくださいね♪)

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