作業療法士の隠れた魅力

みなさん、こんにちは!
作業療法士の阿曽です。

夏といえば、やっぱり夏祭りや盆踊りの季節ですよね。
屋台のにおい、浴衣の人たち、にぎやかな音楽……
みんなで集まって楽しい時間を過ごす、そんなワクワクするイベントがあちこちで開かれます。
でも、そんな当たり前の“楽しい夏”を、誰もが毎年のように経験できているわけではありません。
実は、作業療法士という仕事には、この“当たり前”の楽しみを、もう一度感じてもらうための大切な役割があるんです。

 

「できる」を増やすだけじゃない!作業療法士の“隠れた魅力”

作業療法士は、ケガや病気、障害によって「できなくなったこと」を「もう一度できる」に変える仕事だと思われがちです。
それも間違いではありません。
でも実は、その先にもっと大事にしているものがあります。
それが、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)
“その人らしい人生を豊かに生きる”ことです。

 

思い出の盆踊り大会

ある夏の日、私は高齢者施設で働く作業療法士として盆踊り大会の準備をしていました。
車いすで生活されている方や手足が思うように動かせない方も多い中、「どうやったらみんなで楽しめるか?」をスタッフみんなで考え、当日は浴衣を着て屋台ごっこや盆踊りをみんなで楽しみました。
私も患者さんの車いすを押しながら一緒に盆踊りを踊り、屋台まで一緒に行って買い物をしたとき、患者さんが本当に嬉しそうに笑っていたのが忘れられません。

普段は表情の固い患者さんが「楽しいなぁ」と笑顔を見せてくれて、「こういう時間を作ることが作業療法士の本当の仕事なんだ」と心から感じました。
お祭りの後も「また来年もやろうね」と話す声が続き、“できること”を増やすだけでなく、“人生を楽しむ力”を支えるこの仕事のやりがいを改めて実感した一日でした。

 

“人生を楽しむ”を一緒に叶える作業療法士

作業療法士は、身体のリハビリだけでなく、**「人生を楽しむ力」**をサポートしています。
たとえば、
• 屋台で焼きそばを一緒に買いに行くサポート
• 好きな浴衣を自分で選ぶサポート
• 手作りうちわやクラフトをみんなで作るイベント
その人が「またやってみたい」と思うことを、一つひとつ一緒に叶えていきます。

【こんなイベントも!】
“人生の季節”を彩る作業療法士のアイデア
• 秋の運動会:みんなで楽しめる簡単な競技や応援合戦
• クリスマス会:サンタさんになってプレゼント交換イベント
• 春のお花見:桜の下でお弁当を食べる目標づくり
• 手作りイベント:折り紙や手芸など、“できた!”という達成感を大切に

これらはすべて「QOL=人生の質」を大切にする作業療法士だからこそ考えられるイベントです。

 

作業療法士の“本当のやりがい”を体験してみませんか?

作業療法士の仕事は、単なるリハビリの先生ではありません。

**“誰かの人生に楽しさや希望を取り戻す、ちょっと不思議で、とてもあたたかい仕事”**です。

もし少しでも興味を持ったら、この夏のオープンキャンパスに遊びに来てみてください。
きっと、あなた自身の“QOL”も高まるような体験ができるはず。
みなさんと、新しい“楽しい思い出”をつくれる日を心から楽しみにしています!

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