-「健康を願う文化」と臨床工学技士というシゴト-

こんにちは、臨床工学技士科のオティムです。

3月3日はひな祭りでしたね。
健やかな成長や健康を願うこの行事は、
実は“医療の世界”と少し似ているところがあります。

医療の現場では、患者さんが安心して治療を受けられるよう、さまざまな職種が連携し、見えないところで支えています。
その中でも、医療機器を通して命を支える専門職である臨床工学技士は、まさに「健康を願い、支える存在」。

今回はひな祭りの世界観に重ねながら、臨床工学技士のシゴトを紹介します。


□ひな人形は「家族の安全を守る象徴」

臨床工学技士は「医療機器で命を守る専門家」
ひな人形は昔、「子どもの身代わりとなり、病気や災いから守る」という意味がありました。
現代の病院では、その“守り手”の役割を、医療機器が担うことがあります。

そして、その医療機器を安全に動かし、命を守るのが臨床工学技士です。

たとえば…

・心臓手術で使う人工心肺装置
・呼吸が苦しい患者さんを助ける人工呼吸器
・腎臓が働かない人の血液を浄化する透析装置
・ICUで患者さんの命を見守る生体モニター

これらはすべて、臨床工学技士が点検・操作し、患者さんが安心して治療できるように支えています。

□ひな壇の“役割分担”は医療チームと同じ?

ひな壇には、お内裏様、お雛様、三人官女、五人囃子…と、それぞれに役割があります。

医療現場も同じで、職種ごとに明確な役割があります。

・医師:治療の指揮をとる
・看護師:患者さんに寄り添い支える
・臨床工学技士:医療機器のプロとして技術面から治療を支える

ひな壇が全員そろってこそ華やかになるように、医療現場も多職種の協力があってこそ治療が成り立ちます。

□ひな祭りの「健康を願う心」は、臨床工学技士の原点

ひな祭りが大切にする“健康を願う気持ち。
臨床工学技士の仕事もまた、患者さんの「元気に生きる未来」を願いながら、医療機器を通して支えるシゴトです。
扱うのは機械ですが、その先にはいるのは必ず「人」。

□高校生のあなたへ ― こんな人に向いている仕事です

臨床工学技士は、

・ものづくりや機械が好き
・医療に関わる仕事がしたい
・人の役に立つ実感を得たい
・冷静に状況を判断するのが得意

そんな人にぴったりの仕事です。
ひな祭りが子どもの未来を願う行事であるように、臨床工学技士は“誰かの未来”を医療で支える職業なのです。

□さいごに

この時期だからこそ、ぜひ自分や家族の健康について考える時間を作ってみてください。
そしてもし、医療の中で“命を守る機械のプロ”に興味が湧いたら、臨床工学技士というシゴトを思い出してみてくださいね。

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