【授業レポート】未来の救急救命士が挑むOSCEという試練

こんにちは。
姫路医療専門学校、救急救命士科の坪田です。

今回は、救急救命士科の学生が必ず経験する一つの大きな関門、「OSCE(オスキー)」についてご紹介します。

OSCEとは?

「OSCE(オスキー)」とは
Objective Structured Clinical Examination の略で、
日本語では「客観的臨床能力試験」と呼ばれています。

医療系の教育現場で広く導入されている実技試験で、
学生が現場を想定した状況の中で、
・適切な判断ができるか
・安全に処置ができるか
・隊員として連携がとれるか
といった、筆記試験だけでは測ることが難しい力を評価します。

救急救命士として現場で活動するためには、知識だけでなく、実際に行動できる力が求められます。
高度な救急処置の実技能力を評価する試験であるOSCEは、その力を身につけるための大切なステップです。

OSCEという試練

「OSCE」は、知識だけではなく、実際の現場を想定した対応力を確認するための実技試験です。
救急救命士として必要な判断力や技術、そしてチームで活動する力が求められます。
最初は難しく感じるかもしれませんが、繰り返し訓練を行うことで確実に成長していきます。

学年ごとの訓練内容

救急救命士科では、学年に応じて段階的に訓練を行っています。

【1年生】


救急隊として心肺停止状態の傷病者が発生した場面を想定し、医師の指示のもとで行う静脈路確保や薬剤投与などの救急救命処置を行う隊活動訓練を実施しました。
初めて扱う医療器材に戸惑いながらも、学生たちは真剣な表情で取り組んでいます。
一つひとつの手技を確認しながら、着実に技術を身につけていきます。

【2年生】
救急隊員としての急病人への対応を中心とした様々な隊活動訓練を行いました。
実際の現場に近い状況の中で、観察・判断・処置を総合的に実践します。
チームで声を掛け合いながら活動する姿からは、将来の救急現場を想像することができます。

試練を乗り越え成長する

OSCEは、決して簡単な試験ではありません。
思うようにいかず、悔しい思いをすることもあります。
しかし、その経験こそが救急救命士としての成長につながります。

仲間とともに課題に向き合い、繰り返し訓練を重ねることで、できることが少しずつ増えていきます。
救急救命士科では、学生一人ひとりが着実に力を身につけられるよう、
引き続き、教員一同しっかりサポートしていきたいと思っています。

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