「はたらく細胞」を実際に見てみよう!【赤血球と白血球の世界】
こんにちは。臨床工学技士科教員の三村です。

以前、「基礎医学実習」という授業で、
赤血球と白血球を観察しました。
「 皆さんは、はたらく細胞たちの大きさや形状はご存知でしょうか? 」
これらは、もちろん肉眼では見えないので、
顕微鏡が必要です。
顕微鏡の発明・進化があったからこそ、
現在、細胞の構造やDNA、細菌・ウイルスの観察・識別が
できるようになりました。

▲授業で使用する顕微鏡の写真です。
目次
赤血球・白血球は私たちの体の中でとても大切な働きをしている!🌟
赤血球は血液1μL(1μL:1Lの100万分の1です)中、
男子:約500万個
女子:約450万個
あります。
そこに含まれる「ヘモグロビン」というタンパク質が、
体の各組織に酸素を送り届けるとともに、
各組織でできた 炭酸ガスを肺に持ち帰る働き をします。
白血球は、
血液1μL中:4,000~9,000個程度 あり、
体内に侵入してきた細菌・ウイルス・有害物などから
体を守ってくれる働き をしています。
沢山ある赤血球と白血球の数はどのようにして数えるのか?😮
数えるときは、
【血球計算盤】を用います。
血球計算盤は「 プレパラート 」で、
顕微鏡で見ると線がたくさん入っています。
線の入ったこの部分はくぼんでおり、
そこに液が入るようになっています。

▲使用する血球計算盤です。

▲血球計算盤を顕微鏡で見たところです。
血液を試薬で薄めた液を
血球計算盤のくぼみに入れます。
赤血球を観察するか、白血球を観察するかで、
使う試薬は違う!?🔬
〇赤血球の場合
⇒ 決められた5つの0.2mm×0.2mmのマスの中の赤血球をすべて数えます
〇白血球の場合
⇒ 決められた4つの1mm×1mmのマスの中の白血球をすべて数えます
それらの数値を計算式に入力し、血液1μL中の血球の数を求めます。

▲赤血球を顕微鏡で見たところです。
この方法で小さな細胞を、
顕微鏡を のぞいたまま数えていくのはとても大変 です。
おまけに、顕微鏡の取り扱いも簡単ではありません。
血球が正確に数えられる状態に
倍率やピントを合わせなくてはいけません!
臨床工学技士の役割の役割とは!🥼
赤血球数と白血球数を調べるのは、
自動血球計数器を用いて、
臨床検査技師 が行っています。
臨床工学技士 は、
「 その血液検査データを参考に、
血液浄化療法や人工心肺操作を行っています 」
だから、血液のことを理解していなければ、
臨床工学技士として治療に携わることができません!
臨床工学技士科では、座学で医学の基本を学び、
実習授業で実際に目で見て理解を深めています。

▲実際の血液を使った実習中の試験管の様子です。
臨床工学技士に興味を持たれた方は、
オープンキャンパスで実際に体験してみてください。
お待ちしています!
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