お皿洗いは泡立ててから!
臨床工学技士科教員の竹本です。

皆さんはお皿洗いについて深く考えたことはありますか?
手順としては、
①中性洗剤をスポンジにつける
②スポンジで洗剤を泡立てる
③食器を洗う
④水ですすぐ
以上の工程でお皿洗いをすると思います。
実はすべての工程がとても重要!
②の「スポンジで泡立てる」を飛ばして、洗剤の原液でお皿を洗っている方、多いのではないでしょうか??
私の妻です。。。(笑)
水と油は混ざらないことは有名だと思います。
食器用洗剤は水と油を混ざりやすくする「表面活性剤」が主成分。
「表面活性剤」は泡立てると効率よく水と油を混ぜ合わせることができるので、泡立てることが大事です。

病院では、血液のついた器械は洗剤できれいに落としてから、滅菌という工程を経て再度使用されます。
その際使われる洗剤は、普通の中性洗剤ではなく「タンパク分解酵素」を含んだ洗剤。
血液にはたんぱく質が含まれるため、「タンパク分解酵素」が血液汚れを効率よく分解してくれます。
家庭で血液が服についてしまったとき、病院にある酵素系洗剤があればいいのですが、ない家庭の方が多いはず。。。
そんな時は、市販品で酵素系の洗剤や重曹をペースト状にしたものを汚れになじませるなど、効果的に汚れを落とせる術がいくつかあります。
汚れに合わせた洗浄剤を選ぶことを意識してみると、普段の家事が楽しくなるかもですね。






