カミナリが医療機器に!?

こんにちは。
今日の姫路市は快晴!
気持ちのいい秋晴れです。

臨床工学実習室はよく日差しが入るので、暑いくらい!

 

姫路市は比較的晴れた日が多く、温暖で降水量が少ない地域です。
そんな姫路でも、最近はゲリラ豪雨や雷雨が増えてきたように感じています。

 

ここで、雷が発生する仕組みを少し、、、

①低気圧や台風が接近すると、気圧が急激に変動し、大気が不安定になります。
②すると、積乱雲が急速に発達し、激しい雷雨や集中豪雨が発生。
③その雲の中で霰(あられ)や雹(ひょう)がぶつかり、小さな氷晶がプラスに、霰(あられ)などの大きな粒がマイナスに帯電します。
④その電流が、雲の中で行き場を無くして大地に向かい、空気中で火花をだして放電する。

というのが、雷です。

冬、ドアノブなどを触るときに”バチッ”となる静電気も同じ仕組みです。

 

そんな危険な放電現象を利用した医療機器があります。

その名は、、、「電気メス」!

皆さんも一度は聞いたことがあるのでは?

体に電流を流し、皮膚などを切る医療機器で、手術の際によく使用します。
部分的には雷以上の電流が流れるんです。

電流が皮膚を通ると細胞内の水分が蒸発し、小さな爆発が起きています。
水分が蒸発することで切開が可能になります。

自然界の放電現象である雷は危険ですが、コントロール出来れば医療機器として役立つことが分かりますね。

 

臨床工学技士は、電気メスをはじめとした様々な医療機器を管理をしています。

もちろん本校にも!

↓ 電気メス

オープンキャンパスでも触ることができるので、興味のある方はぜひお越しくださいね。

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