棒人間にも“個性”がある?〜描く人の背景による違い〜
みなさん、こんにちは。
作業療法士科教員の上原です。
突然ですが、皆さんは「棒人間」をどのように書きますか?
実は棒人間って、誰でも同じように書くと思われがちですが、描く人の職業や考え方によって微妙に違いがあるのです。
私たち作業療法士が描く棒人間には「骨盤」が入っていることが多いです。
これは人体構造をしっかり理解しているからこそで、姿勢や重心の位置を正確に伝えるために、骨盤の描写が自然と加わるのですね。
そこで、職種によって違いがあるのか?
姫路医療専門学校の教職員に棒人間を書いてもらって調査してみました!
言語聴覚士科の先生方が描いた棒人間👇

動きのあるものや顔の表情を入れた棒人間を描く方が多く、言葉の理解や表現、コミュニケーションに注目する専門職ならではですね。
臨床工学技士科の先生方が描いた棒人間👇

みんな同じ棒人間!
どちらかというと仰向け?のような気もします。
救急救命士科の先生方👇

敬礼しています!(さすが!)
動いているところを表現する方が多いですね。
事務局の先生方👇

それぞれの個性があっていいですね!
作業療法士科の先生方👇

多くの教員が骨盤(逆三角形)を描いていました!
ちなみに言語聴覚士の先生も骨盤を描くことがあるとのこと。
嚥下の姿勢を確認するときなどに書くそうです!
棒人間に骨盤を描くのは、リハビリテーションの職種ならではかもしれませんね。
みなさんは、どんな棒人間を描きますか?






