「医療系に興味はあるけど、自分に向いているかわからない」 -高校生に伝えたい作業療法士という進路-
医療系進路をご検討のみなさんへ
実は猫が好きな作業療法士科の阿曽です。
進路を考える時期になると、
「人の役に立つ仕事がしたい」
「医療や福祉の分野に興味がある」
「でも、自分にできるのか不安」
と感じる高校生は少なくありません。
特に医療系の仕事は、専門的で難しそうに見えることもあります。
「勉強についていけるかな」
「コミュニケーションが得意じゃないと無理かな」
「理系が得意じゃないと厳しいのかな」
そんな不安を持つ人もいるのではないでしょうか。
誰かの力になりたいという思いを持っている方は、作業療法士がおすすめ
でも、作業療法士という仕事は、最初から完璧な知識や自信がある人だけが目指す仕事ではありません。
大切なのは、「人の生活を支えたい」「誰かの力になりたい」という気持ちです。
作業療法士は、生活に寄り添うリハビリの専門職
作業療法士は、病気やけが、障がいなどによって生活に困りごとがある方を支援するリハビリの専門職です。
ただ体を動かす練習をするだけではなく、
「この人はどんな生活を送りたいのか」
「何ができるようになると、その人らしく暮らせるのか」
を一緒に考えていきます。
たとえば、退院後に家で料理をしたい方、もう一度趣味を楽しみたい方、学校生活に慣れたい子ども、地域で安心して暮らしたい高齢者。
その人の生活や気持ちに寄り添いながら、できることを少しずつ増やしていくのが作業療法士の役割です。
必要なのは「人に興味を持つ力」。
作業療法士に向いている人は、必ずしも「勉強がすごく得意な人」だけではありません。

人の話を聞くことが好きな人。
相手の立場を考えられる人。
誰かの小さな変化に気づける人。
「どうすればこの人が生活しやすくなるだろう」と考えられる人。

そうした力は、作業療法士を目指すうえでとても大切です。
もちろん、医療職として必要な知識や技術は学校でしっかり学んでいきます。
体の仕組み、病気のこと、リハビリの方法、人との関わり方など、最初は知らないことばかりでも、授業や実習を通して少しずつ身につけていきます。
不安があるからこそ、成長できることもある
「自分に向いているかわからない」と悩むことは、決して悪いことではありません。
むしろ、自分の将来について真剣に考えているからこそ出てくる不安です。
作業療法士の学びでは、知識を覚えるだけでなく、人を観察する力、相手の気持ちを考える力、生活の中の困りごとに気づく力も育てていきます。
最初から自信満々でなくても大丈夫です。
授業で学び、友だちと考え、先生に相談しながら、少しずつ「わかること」「できること」が増えていきます。

医療系の進路は、確かに簡単な道ではありません。
でも、誰かの生活を支える仕事に興味があるなら、その気持ちは大切なスタートラインになります。
進路選びは「知ること」から始まる。
高校生の時点で、自分にぴったりの進路を完全に決めるのは難しいものです。
だからこそ、まずは知ってみることが大切です。

作業療法士がどんな仕事をしているのか、学校ではどんなことを学ぶのか、どんな先生や学生がいるのか。
実際に見たり聞いたりすることで、パンフレットだけではわからない雰囲気が見えてきます。
「なんとなく医療系が気になる」
「人を支える仕事に興味がある」
「でも、まだはっきり決めきれていない」
そんな段階でも大丈夫です。
進路選びは、迷いながら少しずつ形になっていくものです。
作業療法士に向いているかどうかは、実際に学校の雰囲気や学びの内容を見てみると、少しイメージしやすくなります。
「まだ迷っている」という方も、ぜひ一度オープンキャンパスで授業や先生、学生の雰囲気を体験してみてください。進路を考えるきっかけが、きっと見つかるはずです。







