アイロンビーズがリハビリに?作業療法士が使う「身近な遊び」の秘密
こんにちは!作業療法士科教員の竹内です。

アイロンビーズがリハビリに?作業療法士が使う「身近な遊び」の秘密

「アイロンビーズって、子どもの遊びじゃないの?」
そう思う方も多いかもしれませんね。
小さなビーズを並べて、好きな形や絵柄を作るアイロンビーズ。
実は作業療法の現場では、手や指の機能訓練として使われることがあります。
もちろん、ただ遊んでいるだけではありません!
作業療法士は、その活動の中で「どんな力を使っているのか」を科学的に見極めています。
💡 アイロンビーズで鍛えられる「3つの力」
- 指先を細かく動かす力(巧緻動作)
小さなビーズをつまむ、向きをそろえる、決まった場所に置くといった作業は、「巧緻動作(こうちどうさ)」と呼ばれる力を使います。
これは、ボタンを留める、鉛筆を持つ、お箸を使うといった日常の動作に直接つながる大切な力です。

- 目と手を連動させる力・集中力
見本を見ながら「どこに何色を置くのか」を考え、
手元を動かすことで、目で見た情報を手の動きにつなげる練習になります。
楽しみながら、自然と集中力や注意力も養われます。
- 「できた!」という達成感
完成した作品が目に見える形として残ることも大きな魅力です。
「訓練」というと少し堅い印象がありますが、作業療法ではその人が前向きに楽しめる活動をとても大切にしています。

🔍 一人ひとりに合わせた「工夫」がプロの技術
ただし、誰にでも同じように使えばよいわけではありません。
小さなビーズを扱うため安全面への配慮はもちろん、患者さんの手足の状態、年齢、目的に合わせてビーズの大きさや難易度を調整することが大切です。
作業療法士は、「この活動を通して何を練習できるのか」「その人の生活にどうつながるのか」を一人ひとり個別で考えながら支援を行っています。
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身近な遊びやものづくりが、実は生活を支えるリハビリ(訓練)になる――。
そこに作業療法の奥深さと面白さがあります。
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「こころ」と「からだ」を元気にする⽣活⽀援のスペシャリスト









