臨床工学技士と海外ボランティア③
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ウガンダでは、配属先のシスター(看護師)を集めて医療機器の使用者教育も行いました。

日勤が始まる前の貴重な時間に、毎回40人以上のシスターや看護学生さんが参加してくれました。
この勉強会は私が一番楽しい活動でした!
そしてついに!
院内に「エンジニアリング・デパートメント(医療機器の管理保守を行う部屋)」を設立★

日本の病院内にある「臨床工学室」からは程遠い光景ですが、、、
この部屋をもらうのに、一年半かかりました(汗)。
ちなみにこれまでの作業場は青空の下!

最後に
開発途上国の多くは医療機器の保守管理に関して、様々な問題を抱えています。
このように臨床工学技士が貢献できることも多く、技術力とその豊富な経験は多くの開発途上国で求められています。
医学と工学をバランスよく組み合わせた臨床工学技士という資格は、その制度が確立されていない国では特に注目を浴びているように感じます。
言葉も文化も、風習も宗教までも日本とは異なる国で何か新しいことを始める、これまでのシステムを変えるというのは本当に簡単なことではありません。
しかし、その国の文化や風習を理解し、現地のニーズに合った方法で活動し続けた結果、医療機器の稼働率の向上につながり、また日本より供与された医療機器が安全かつ効果的に使用されるようになり、何より臨床工学技士としてエンジニア部と看護部の架け橋になれたことに大変やりがいを感じました。

世界に通用する医療人になるチャンスは、誰にでもあります!
グローバル化が進む時代、我々臨床工学技士も世界で活躍しています!
長文になりましたが、最後までお読みくださりありがとうございました!(^^)
※実は私、ウガンダには2度青年海外協力隊に行っています。第2弾もお楽しみに★






