皆さんは、スターオブライフを知っていますか?
こんにちは、姫路医療専門学校・救急救命士科教員の坪田です。

皆さんは、このマーク、見たことありますか?

スターオブライフという、救急医療の世界的シンボルマークで、「生命の輝き(星)」を意味します。
ドクターヘリや救急車に描かれているほか、あらゆる救急医療用品などに使用されています。

(本校の救急車にもこのマークがあります)
元々は米国運輸省幹線道路交通安全局(NHTSA)により、赤十字との類似を避けるためにデザインされたマークで、
今では人命救助に関わる職場で活躍する人々の守り神として、ギリシア神話に登場する医神アスクレーピオスの杖を
中心に6本の柱を描き、アメリカを中心とした世界中で救急医療のシンボルマーク(WHO・世界保健機関のマーク)になっています。
実は、WHO・世界保健機関のマークにもなっています。
六本の柱には、それぞれ次のような意味があって、頂点から時計回りで
1 detection(覚知)
2 reporting (通報)
3 response (出場)
4 on scene care (現場手当)
5 care in transit (搬送中手当)
6 transfer to definitive care (医療機関への引き渡し)
として救急活動を表しています。
本校のオープンキャンパスでは、このような救急救命士や消防にまつわるお話(知識系)もさせていただきます。

            





