ギターと医療機器の共通点
こんにちは、臨床工学技士科教員の藤川です。
私はギターを弾くのが趣味の一つなのですが、今回はそんなギターと医療機器の意外な共通点についてです。

学園祭などで演奏を聴いた経験は多くの人にあるのではないでしょうか。
ステージでアコースティックギターを弾いた場合、そのままだと歓声にかき消されて音が届きません。
では、アコースティックギターを大音量で鳴らすには?
① アコースティックギターの音をマイクで拾い音量を上げる
② エレクトリックアコースティックギター(以下エレアコ)でアンプを通じて音量を上げる
があります。
①はイメージが湧きやすいですが、②はいかがでしょうか?
エレアコには「ピエゾピックアップ」という部品が内蔵されています。
このピエゾピックアップは、振動を電気信号に変換します。↓

振動という圧力により電気が発生することを「ピエゾ効果(圧電効果)」というのですが、超音波を用いた切開装置などの医療機器にも利用されています。
このように、身近な物に使用されている技術が医療機器に転用されているケースが多くあります。
ちなみに医療従事者で楽器を演奏する方は多数おられます。
クリスマスには、病院ロビーで演奏会などを催す施設も数多くあります。
本校には様々な医療機器があります。
オープンキャンパスでも紹介しているので、ぜひお越しください。
お待ちしています!






