病院の収益
姫路医療専門学校、臨床工学技士科教員の藤川です。
「病院はどうやって収益を得ているのか?」
今回は少し難しい話になります。
私たち医療従事者は医療行為を行うことで収益を得て、病院経営に貢献しています。
日々、今日の業務でいくら貢献したなどと考えている人は少ないと思いますが、管理職など立場が上がるとそのようなことも考えないといけません。
日本の医療は診療報酬と呼ばれる治療行為に対し、点数化されたルールに基づいて医療費を請求されており、1点が10円となっています。
例えば、人工呼吸器を1日~14日装着の場合、950点/日(9500円/日)と決められています。

普段、医療従事者は「患者さんのために」という思いで働いていると思います。
でもふと立ち止まって「日本の医療制度は今後も安泰なのか?」など考えてみると、医療を飛び越え、政治や社会にも目が行くのではないかと思います。
ちなみに自由診療(例えば眼科のレーシック、ICL治療など)はこの限りではありませんので、興味のある方は調べてみてください。
            





