シリーズ①:光ファイバーと臨床工学技士
こんにちは!臨床工学技士科です。
今日からシリーズ3本立てて、臨床工学技士と私たちの身近なものに関するオモシロブログをアップしていきます‼ぜひ楽しんでくださいね。
医療現場では、患者の安全を守りながら高度な技術を駆使する臨床工学技士の役割がますます重要になっています。その中で近年注目されているのが「光ファイバー技術」の応用です。
―光ファイバーって何?
皆さんがスマホで動画を見たり、ゲームをしたりするときに「ネットが速い!」と感じることがありますよね。その速さを支えているのが光ファイバー。
―光ファイバーと臨床工学技士のつながり
光ファイバーは、情報通信の分野で高速・大容量のデータ伝送を可能にする素材として知られていますが、実は医療分野でも大きな可能性を秘めているんです!

例えば、
・病院では、患者のデータ(心電図や血圧など)をリアルタイムでモニター。これを安全に伝えるために光ファイバーが活躍しています!
・遠隔医療では、医師と患者をつなぐ映像や音声を光ファイバーが支えています!
・内視鏡やレーザー治療機器には光ファイバーが組み込まれており、鮮明な画像や精密なエネルギー伝達を実現しています!
臨床工学技士はこうした通信技術を理解しながら医療機器を管理する役割を担っています。また、これらの機器を安全に操作・管理するだけでなく、トラブル発生時の迅速な対応や保守点検も担います。
つまり、皆さんがゲームや動画で感じる「速くて正確な通信」が、病院では「命をつなぐための正確な診断と治療」に直結しているのです。

光ファイバーと臨床工学技士の関係は、単なる機器と操作者の関係にとどまりません。新しい技術を医療現場に安全に導入し、患者にとって価値ある医療を創造する「橋渡し役」としての使命がそこにあります。今後、光ファイバー技術がさらに進化すれば、臨床工学技士の専門性も一層求められるでしょう。
光が医療を照らし、技士が未来を支える。その融合が次世代医療の鍵となるのです。






