こんな人が向いているかも?!プロが語る【臨床工学技士に向いている4タイプ】
ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
専任教員の大西です。

先日のオープンキャンパスで相談を受けたのが
「自分が臨床工学技士に向いているか分からない」
ということでした。
今回のブログでは、
私が今まで働いてきた中で感じた
「こんな人が向いているのでは」というポイントを
4つお伝えしようと思います。
医療の道を考えている皆さんのご参考になればと思います。
どうぞ!
■その1.「人を助けたい」という思いがある人

臨床工学技士は「生命維持装置」を扱い、
手術や人工透析など患者さんの命を守る業務が多くあります。
医療機器を駆使して患者さんに安全・安心な医療を提供するので、
「この患者さんにはどんな方法がいいか」を考えられる
人を思う気持ちがある人はやりがいを感じられる仕事だと思います。
私は、命の重みを感じながら
「絶対助ける!」という思いを持って現場で働いていました。
臨床工学技士に関わらず、医療の道に興味がある方は
この思いを大事にしてほしいと思います。
■その2.新しいもの好きな人

先進医療が進む近年、医療機器は日々進化しています。
昔はなかったような機械が誕生したり
効率化・自動化の機能がついて
より安全な医療が提供できるようになってきました。
臨床工学技士は病院内のすべての医療機器を扱うので
新しい機械を取り入れたときに他の医療スタッフへ使用方法を説明したり機械を使った治療の提案をします。
なので、日々勉強!笑
新しいことに興味をもち、自主的に学べる方は
その力が活かせる仕事です。
ちなみに私のスマホは最新です。
しかし中にはガラケー派の臨床工学技士もいます。笑
■その3.いろんなことに挑戦したい人

臨床工学技士は「機械屋」というイメージかもしれませんが、
実は業務は多岐にわたります。
大きく分けてもこれくらいあります。
・手術室業務(人工心肺)
・集中治療室業務(人工呼吸)
・血液浄化業務(人工透析)
・心臓カテーテル業務
・ペースメーカー、ICD(植込み型除細動器)
・機器管理、保守、点検、メンテナンス など
そしてさらに、
国家資格以外にも臨床工学技士がめざせる
『認定制度』があります。
例えば
・透析技術認定士
・臨床高気圧酸素治療技師
・心臓リハビリテーション指導士 など
※詳しくは、以前、三村先生がブログでお話しているので
こちらをご参考ください▼
病院のエンジニア/カッコいい医療技術職の将来性とは?
臨床工学技士として働く中で
「もっとこの分野の技術を極めたい」
「新しい業務に挑戦したい」
と思ったときに、こういった制度があると
チャレンジしやすいですよね。
臨床工学技士は働き出してからも成長できる、
とてもやりがいのある仕事だと思います。
その4.人見知りでもいいが、コミュニケーションを楽しめる人

臨床工学技士には、人見知りが結構います。笑
※あくまで、個人的な意見です
私も学生時代は
人前に出たりリーダーみたいなことはあまり得意ではありませんでした。
なので、委員長をお願いされたときはすごく不安に思った記憶があります。
でも、社会人になってから
信頼できる友人や職場の方とお話したり
時には議論を交わすことは好きでしたね。
いろんな考えの方と関わることで新しい発見があって、
それを自分の糧にしていくことは
臨床工学技士としてというよりは
いち社会人として必要なことかもしれません。
人の意見を取り入れる素直さも大事ですね(^^)

いかがでしたでしょうか。
「理系じゃないと無理」とか
「機械が好きな人」とか出てくると思った方も
おられたかもしれないですね。
今回は、あくまで私自身が感じたことをお伝えしたので、
「向いている人」を挙げるとこれ以外にもたくさんあると思います。
オープンキャンパスでは私以外の教員もいるので、
いろんな人の話を聞いてみて
みなさんが「面白そう」「やってみたい」と思えるかどうかを確かめてみてください。
みなさんの進路選択の参考にしていただければ幸いです。
質問がある方は、LINEで気軽にOK(^^)
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ここまでお読みくださりありがとうございました。










