秋の味覚と作業療法士 ~食べる喜びを支える仕事~
				作業療法科、教員の阿曽です。
みなさんは「秋の味覚」と聞くと、何を思い浮かべますか?
サンマ、栗、サツマイモ、柿、きのこ…たくさんありますよね。
秋は食べものがいっそうおいしく感じられる季節です。
でも、もし自分の手が思うように動かせなかったり、口に食べ物を運ぶ動作が難しくなったら、どうでしょうか。
せっかくのおいしい食事も楽しめなくなってしまいます。
🍂「食べる」ことは生きる力
食事は単に栄養をとるだけの行為ではありません。
★家族や友達と一緒に食卓を囲む時間
★季節を感じられる食べ物の味わい
★「おいしい!」と感じるよろこび
これらがそろって初めて、心も体も満たされます。
だからこそ「食べる」ことは、人が生きていくうえでとても大切なんです。
🍠作業療法士が支える「食事動作」
病気やケガで手や体が思うように動かなくなり、食べるための動作が難しくなる方がいます。
そんなときに活躍するのが作業療法士です。
作業療法士は、
■スプーンやお箸を持ちやすく工夫する
■手のリハビリで食事動作をスムーズにする
■食べやすい姿勢を一緒に考える
といった方法で「自分で食べる力」を取り戻すサポートをします。
🌰秋の味覚を患者さんに届けるために
「自分の手で栗ご飯を口に運べた」
「サンマを自分でほぐして食べられた」
そんな瞬間は患者さんにとって、ただの食事以上の意味をもちます。
食べる喜びを取り戻すことは、回復への大きな原動力となり、人生の質を高めることにつながります。
🍁作業療法士の仕事
作業療法士の仕事は、患者さんが 「その人らしい生活」を取り戻すこと を支えることです。
秋の味覚を味わえるように支援することも、その一部。
「食べる」ことを支える作業療法。
それは、患者さんの笑顔と生きる力を引き出す、とても大切な役割です。
👉 もっと作業療法士について知りたいと思ったら、是非オープンキャンパスにお越しください!
お待ちしています。
            





