カミナリが医療機器に!?②

前回は「電気メス」の原理についてご紹介させていただいたのですが、補足を少し、、、

電気メスは、「体に電流を流して皮膚などを切る」
と言いましたが、電気メスをあてただけでは電流は流れません。

電流は、終点(雷でいうところの地面)が無いと流れないからです。

そのため、電流が流れているところを触っても、終点(地面)に触れていないと、その人には電流が流れません。

電線にカラスやスズメがとまっても感電しないのは、この為なんですね。

 

かくいう「電気メス」も、電流を流すために、終点を作る必要があります。

それが「対極板」です。
「板」と書いておりますが、シールになっており、患者様の体に張り付けて電流の回収をします。

この対極板がしっかり貼り付けられていないとうまく電流が流れず、事故につながる可能性もあります。

 

臨床工学技士は、このような医療機器の使用方法や注意点などを他の医療職の方たちに理解してもらうための勉強会を定期的に行っています。

臨床工学技士が、他部署に知り合いが多いのはこのためです(笑)

 

こんな風に、患者様だけでなく、他の医療職の方がスムーズに業務を行うためのサポートもしています。

困ったときの「臨床工学技士」!!

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(笑)

 


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