病院で働く仕事のハナシ~臨床工学技士の場合~
まだまだ寒い日が続きますが、
みなさま体調崩されていませんか?
臨床工学技士科の三村です。
■プロフィール
臨床工学技士の大学卒業後、
京都や姫路などの病院で10年以上勤務。
医療機器の管理業務をはじめ、手術室、呼吸管理、血液浄化、ICUなど多岐にわたり業務を経験。
趣味はドライブ・旅行・サッカー観戦。
今回のブログでは、
病院で働くとは(臨床工学技士バージョン)のお話をしようと思います。
病院勤務=医療職
というイメージかもしれませんが、
実は病院の中には、医療事務・管理栄養士・介護福祉士・清掃員など色んな方がおられます。
医師や看護師などの医療職とあわせると
かなりの職種の方が働いていることになりますね。
それだけ色んな方が、病院に来られる患者さんに
良い治療をしたり良い環境の中にいていただくために
それぞれの仕事を全うしているんです。
ちなみに私が臨床工学技士になった理由は、
たまたま調べていたときに出てきた臨床工学技士が
カッコよかった
実は決め手はめっちゃ単純なんです。笑
母が看護師をしていたこともあって
「医療」が身近にあったのですが、
高校生の時はそこまで興味は持っていませんでした。
なので、初めて知ったときに
「機械?心臓?手術?カッコいい!」
「まだ新しい仕事だし、これからの医療に欠かせないんだったら将来性あるじゃん!」
と思って、そこからはまっしぐらに学校を調べました。
病院に就職してからは、いろんな業務に携わっていました。
医療機器管理業務をはじめ、
手術室業務、呼吸管理業務、血液浄化業務(急性血液浄化、特殊血液浄化含む)、ICU業務、睡眠時無呼吸症候群業務など…
漢字多いですか?笑
これだけ多岐にわたって仕事ができるのは
臨床工学技士の特徴かもしれません。
上記のような仕事を各部屋で行っているので
病院の中でも色んなフロアを行ったり来たりします。
病院は、至る所に機械があるので
各診療科をまたいで横断的に働く臨床工学技士は、
もしかすると「機械屋」ではなく
病院内のいろんなことを知っている「情報屋」かもしれませんね。
また、臨床工学技士は病院の中で
「講師役」をすることもあります。
他の医療スタッフの方に医療機器の使い方を教えたり
新しい機械を導入したときに注意点を伝えたり、
勉強会を開いていました。
なので、色んな方と関わることができて
声をかけてもらったり頼られることが嬉しかったですね。
もっと答えられるようになりたい、
もっと良い医療を届けたい、と思い
当時、新しい業務として注目されていた
ニューロモデュレーション(異常のある神経機能に対して埋め込み型装置を用いて電気刺激を行う治療)にも
いち早く取り組んでいました。
また呼吸療法認定士(呼吸に関する専門知識と技術を習得した者に与えられる資格)や
ICLSインストラクター(シミュレーション実習を通し、救急現場で必要な技術や蘇生法などチーム医療を学んだ指導経験者)の資格も取りました。
病院の医療機器が古くなると買い替えるので、
すぐ勉強して教えられるようにしていました。
興味を持ったことには、まっしぐらなんです。笑
医療の発展と医療機器の進歩は切っても切れない縁なので、
臨床工学技士はこれからも社会や現場から求められる仕事だと思います。
そして、就職したら終わりではなく、
一生勉強しながら自分のスキルアップができる仕事です。
少しでも臨床工学技士に興味を持って下さった方は
オープンキャンパスで一緒に体験してみましょう♪
お待ちしています。
もっと三村先生の話が聞きたい!
先生にこんなこと質問したい!
という方は、公式ラインでメッセージいただけたらお答えします(^^)
▼今後のオーキャンや個別相談会の日程はこちら
—————————–
- 【学校名】 学校法人神戸滋慶学園 姫路医療専門学校 兵庫県認可の専修学校 / 厚生労働省指定の養成施設
- 【所在地】 〒670-0927兵庫県姫路市駅前町27番2 tel.0120-616-187/079-226-8115 fax.079-226-8116
- 【交通】 JR姫路駅東口より歩行者専用デッキで徒歩4分
- 【学科】 ■作業療法士科〈昼間部3年制〉 ■言語聴覚士科〈昼間部3年制〉 ■臨床工学技士科〈昼間部3年制〉 ■救急救命士科〈昼間部3年制〉※2024年4月 誕生!