みなさん、こんにちは！
臨床工学技士科、教員のオティムです。

前回の記事では、２回に亘って臨床工学技士とコミュニケーションの重要性についてお話しました。

臨床工学技士とコミュニケーション①

臨床工学技士とコミュニケーション②

 

姫路医療専門学校では、このようなコミュニケーション能力を身に付けるべく、他の学科と合同で連携授業を実践しています！

2025年5月29日（木）、臨床工学技士科と救急救命士科の2年生合同による連携授業を実施しました。
合同授業の前に、まずは学科内で救急初療室に従事する多職種とそれぞれの業務について、また配置されている計測機器、治療機器、持ち込む代行装置などを調べ、合同授業に向けて準備しました。

そして、いよいよ連携授業当日！
授業では、一つの症例をテーマに「救急要請→病院搬送→病院到着後の救急初療室」に至るまでの各場面を設定し、それぞれの専門性を持ち寄ってグループワークを行いました。

学科合同でグループを作り、
・救急通報内容からどのような病態が考えられるか
・どのような観察・処置が必要か
・緊急度は？
・どのような病院を選定しどのように連絡するか
・依頼内容からどのような資機材が必要か
・治療方針や治療方法
など、グループごとにホワイトボードへ書き出しディスカッションを行いました。
異なる職種がチームで取り組む医療現場を想定したディスカッションでは、他の専門知識を学んでいる他学科の学生から学びを深めていました。

  

 

そして最後はディスカッションの内容をまとめ意見を発表しました。

 

多職種によって課題を解決していく過程やチーム医療に取り組み姿勢を学ぶ良い機会となりました！

救急医療の現場での連携授業は、臨床工学技士科と救急救命士科を持つ姫路医療専門学校だからこそ実現できる独自のカリキュラムになります！

他にも「チーム医療」の実践力を養うための様々な連携授業を実践しています。
オープンキャンパスでもご紹介していますので、是非一度お越しください。
お待ちしています^^

 

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