「物理」=「難しい」!?実は、日常の中に物理がたくさんあります☆
こんにちは!
専任教員・臨床工学技士の小笠原です。
みなさんは、臨床工学技士が勉強する科目を
どう思われていますか?
「臨床工学技士を目指したいけれど
数学や物理、電気工学に不安がある」?
そういった理由で「自分にはできないかも」と
不安に思われている方も
おられるのではないでしょうか。
そこで、今回は
臨床工学技士の学びの中でも
比較的なじみの薄い「物理学」について
お話してみようと思います。
そもそも、なぜ臨床工学技士は
「物理学」を勉強しなくてはならないのか。
物理というと、科学技術や
宇宙の神秘を解き明かすような
「小難しい学問」というイメージが
あるかもしれません。
医療の世界では、
診断や治療のために患者さんの身体に
様々なエネルギーを加えます。
それは、
単純な力(機械力)であったり、
ときには電気、音、熱、
そして放射線や磁気といった
エネルギーを加えることもあります。
そんな物理的エネルギーに対して、
身体はどんな反応をするのか?
また、どこまで耐えられるのか?
そういったことを考え、予想し、
証明しなくてはなりません。
そのためには物理を学ぶ必要があるのです。
すべては、患者さんの安全のためでもあり、
医療の質を高めるためでもあります。
実は、物理は皆さんの近くに存在しています。
子供の頃、バケツに水を入れて
腕をグルグル回したことはありませんか?
喉が渇いたとき、ジュースを飲むのに
細いストローと太いストローだと、
どっちが早く飲めるでしょう?
体重の異なる2人が左右に分かれて
シーソーに乗ったとき、
どうやったらバランスがとれるでしょう?
自転車で急ブレーキをしても、
自転車はその場(ゼロ距離)で止まれず、
乗ってる人は前のめりになってしまいます。
救急車のサイレンの音が
高くなったり低くなったり聞えませんか?
いかがでしょうか?
「物理」は、決して自分と関係のないものではなく、
皆さんの生活の中に自然と存在している出来事を
少しだけ詳しく学ぶことだと思います。
生活に密着する学問が、
人の命を助けるための勉強にもなると考えると、
ワクワクして、難しいと思っていたことでも
乗り越えられそうな気がしませんか?
オープンキャンパスや個別相談会では、
「自分が医療の勉強ができるか不安」
「臨床工学技士の科目って難しそう」
そんな皆さんの不安な気持ちに
一人ひとり向き合っています。
「臨床工学技士になって人の命を救いたい」
その夢を叶えられるよう
お手伝いさせていただきますので、
何でもご相談くださいね!
みなさんのお会いできるのを
楽しみにしています!!
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- 【学校名】 学校法人神戸滋慶学園 姫路医療専門学校 兵庫県認可の専修学校 / 厚生労働省指定の養成施設
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- 【学科】 ■作業療法士科〈昼間部3年制〉 ■言語聴覚士科〈昼間部3年制〉 ■臨床工学技士科〈昼間部3年制〉 ■救急救命士科〈昼間部3年制〉※2024年4月 誕生!