3月と言えば、あなたは何を思い浮かべますか?

こんにちは。
作業療法士科、教員の阿曽です。
卒業、入学、そして新しい出会い。
「一期一会」という言葉がありますが、人生はまさにその通りで、同じ季節、同じ時間は二度と訪れません。
だからこそ、私たちは出会いを大切にし、その瞬間瞬間をしっかりと心に刻んでおきたいですね。
姫路医療専門学校の春 ~卒業と新たな出会い~
今年の姫路医療専門学校では、作業療法士科41人の学生が卒業を迎え、希望に満ちた新たな一歩を踏み出していきました。
同時に作業療法士科新入生39人の学生が新しく入学し、作業療法士という素晴らしい道を歩き始めます。
私たち教員にとって、この季節は毎年特別です。
卒業生が学校を去っていくのは少し寂しくもありますが、それ以上に新たな場所での活躍を心から応援したいという喜びが湧き上がります。
そして新入生が目を輝かせて校舎を訪れる姿を見ると、この仕事を選んで良かったと心から感じます。
作業療法士の大切にするもの
作業療法士の仕事には、患者さんとの深い関わりがあります。
身体的なケアだけでなく、その人がどんな人生を送ってきたか、どんな想い出があるのか、患者さんの心の部分にも寄り添う仕事です。
ある春の日のことを、私は今でも鮮明に覚えています。
病院近くの桜並木を、リハビリ中の患者さんと一緒に散歩していた時のことです。
その患者さんは脳梗塞を患い、身体の自由がなかなか取り戻せず苦しい日々を送っていました。
でも、その日は春の暖かな日差しに包まれ、桜の花びらがゆっくりと舞う美しい午後でした。
ゆっくりと歩きながら、患者さんはぽつりと昔の話を始めました。
「昔、家族とよくここを歩いたんだ。桜を見るたびにその時の楽しい思い出が蘇るよ」
その瞬間、私は作業療法士という仕事の素晴らしさを改めて実感しました。
私たちは身体の回復を支えるだけでなく、患者さんが再び人生の喜びを感じられるように心の支えになる仕事でもあるのだと。
高校生のみなさんへ
今、進路について迷っている高校生のみなさん。
作業療法士という道を少しでも考えてみませんか?
この仕事は、ただ技術を学ぶだけではなく、人と人とのつながり、そして人生そのものを深く知ることができる魅力的な職業です。
姫路医療専門学校では、そんな作業療法士を目指す学生たちが日々学びを深めています。
きっと、みなさんが心の底から「やってみたい!」と思える何かを見つけられるはずです。
桜咲くこの季節に、新しい出会いと可能性を胸に、あなたも一歩を踏み出してみませんか?
私たちは、あなたとの一期一会を心から楽しみにしています。
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- 【学校名】 学校法人神戸滋慶学園 姫路医療専門学校 兵庫県認可の専修学校 / 厚生労働省指定の養成施設
- 【所在地】 〒670-0927兵庫県姫路市駅前町27番2 tel.0120-616-187/079-226-8115 fax.079-226-8116
- 【交通】 JR姫路駅東口より歩行者専用デッキで徒歩4分
- 【学科】 ■作業療法士科〈昼間部3年制〉 ■言語聴覚士科〈昼間部3年制〉 ■臨床工学技士科〈昼間部3年制〉 ■救急救命士科〈昼間部3年制〉※2024年4月 誕生!