災害医療で活躍!DMATって知っていますか
臨床工学技士の三村です。ブログをお読みいただきありがとうございます。
コードブルーやTOKYO MERなど、救急医療や災害医療をテーマにしたドラマや映画ってスゴイ人気ですよね。
緊迫感のある場面を見ると私もつい時間を忘れて夢中になって見ちゃいますが、実はああいった災害医療のお話はドラマや映画の世界だけの話ではないんです😲
皆さんは、「DMAT」って聞いたことがありますか?
DMATとは、医師、看護師、業務調整員(医師・看護師以外の医療職及び事務職員)で構成され、大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場に、急性期(おおむね48時間以内)から活動できる災害派遣医療チームの事をいいます。
大規模災害等が起こったときに各地域の基幹災害拠点病院からDMATが派遣され、災害医療にあたっているんです!
聞いただけでも、カッコよさが伝わりますよね~
今回はそのDMATについて、ちょっと歴史をさかのぼって、、、そして臨床工学技士との関係についてもお話しちゃいます!✌
DMATが発足された歴史ですが、実は兵庫県にゆかりがあるんです。
1995年1月17日 午前5時46分…
私も忘れもしない阪神・淡路大震災という大自然災害が起こり多くの生命が犠牲になりました・・・・
その中には、当時の初期医療体制の遅れが問題となり平時の救急医療が提供できれば助けられたかもしれない「避けられた災害死」も含まれていたといいます。
この経験をきっかけに、「一人でも多くの命を助けるために!」と発足されたのがDMATなんです。
最近では災害医療だけでなく、被災地医療施設での支援活動や大規模災害時における広域医療搬送なども行っています。
このように日本の災害医療の砦として活躍しているDMATですが、なんと近年では臨床工学技士もDMAT隊員として活躍する機会も増えてきているんです😎
先程もお話したようにDMATは通常、医師1~2名、看護師2名、業務調整員1名の計4~5名で構成されますが、臨床工学技士はこの中の業務調整員として多く活動しています。
業務調整員の主な業務内容は、災害現場での活動補助や記録、必要資機材の手配、活動スケジュール管理、他の医療機関やチームとの連携など多岐にわたります。
医療従事者ではない事務員でもできるのでは?😕と思うかもしれませんが、実は臨床工学技士が業務調整員として入れば、
医学・工学の専門的な知識を活かして、状況に応じた医療資機材の選択や使用が可能になります!!!
そして臨床工学技士は業務で手術室やICU(集中治療室)といった救急性の高い業務も対応するので、災害医療という特殊な環境にも対応しやすく、適応能力が高いといえるんです👍
臨床工学技士がDMATの一員となる事で、よりチーム結束力が高まりすごいメリットになります。
ドラマでも治療シーンでは必ず医療機器が出てきますよね。
一人でも多くの命を助けるためには、治療技術だけではなく、命を守る医療機器が欠かせないんです。
そんな医療機器のスペシャリストである臨床工学技士は、どんな医療現場にも欠かせない存在です。
カッコいい医療職・臨床工学技士にご興味を持ってくださったら嬉しいです。
実際に医療機器に触ってみたいという方は、オープンキャンパスで一緒に体験してみましょう。
お待ちしています!!
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- 【学校名】 学校法人神戸滋慶学園 姫路医療専門学校 兵庫県認可の専修学校 / 厚生労働省指定の養成施設
- 【所在地】 〒670-0927兵庫県姫路市駅前町27番2 tel.0120-616-187/079-226-8115 fax.079-226-8116
- 【交通】 JR姫路駅東口より歩行者専用デッキで徒歩4分
- 【学科】 ■作業療法士科〈昼間部3年制〉 ■言語聴覚士科〈昼間部3年制〉 ■臨床工学技士科〈昼間部3年制〉 ■救急救命士科〈昼間部3年制〉※2024年4月 誕生!