臨床工学技士ができるSDGsとは?

最近SDGsという言葉を耳にする機会が増えましたね。

何か「地球のミライ」のために出来ることはないかと考えることが多くなった臨床工学技士の三村です😎

SDGsとは、2015年の国連サミットで採択された国際目標で、2030年までに「誰一人取り残さない、サステナブル(持続可能)なよりよい世界を目指すこ」とが世界共通の目標となりましたね。

実はこのSDGsの活動に、臨床工学技士が貢献することがあるんです!!😎キラリ

例えば、私だと目標の3番「すべての人に健康と福祉を」や11番「住み続けられるまちづくりを」を真っ先にあげます。

近年では、AI医療、遺伝子治療、再生医療、ロボット支援下手術など、ひと昔前であれば夢のようだった医療技術も実用化が進んでいて、最先端医療はこれからますます発展していくことが予想されます。

一方、日本においては都市部に医療機関が集中し、地方では離島などを含む無医村が増加し医療格差の問題が指摘されています。
(イメージで言うと、Dr.コトー診療所のような感じでしょうか)

離島でなくても、交通アクセスが不便な地域だと病院にかかるのも大変だという話もよく聞きますし、
地方では高額医療機器の設備などの導入も敬遠されがちで、どうしても住んでいる場所によって受けられる医療のレベルに格差が出てきてしまいます😢

実はそんな状況を解決するために、臨床工学技士も一役買っているんです!😎キラリその2

「遠隔モニタリング」っていう言葉、聞いたことありますか?

名前だけでもめっちゃカッコいいですよね!

私たち臨床工学技士が関わる患者様の中には、心臓の動きを正しく調整するペースメーカや、心臓に電気ショックを与える機械(以下、埋め込み型デバイス)を体内に埋め込んでいる方もおられます。

実は、臨床工学技士は埋め込み型デバイスにおいて、リモート(離れた場所からネットワークを介してアクセスできる)を使って、機械に不具合がないか、治療内容の確認などを定期的に行っているんです。
(イメージでいうと、ペットの見守りカメラみたいなものです!)

さらに今後は、遠隔診療(!)や遠隔手術(!!)の場面でも臨床工学技士の活躍が増えてくることが想定されます。

近未来感✨スゴイですよね!

その他にも臨床工学技士は近年では医療機器の開発にも関わります。

これは、12番の「つくる責任 つかう責任」にもつながります。

離れていても、患者さんを守れるように、患者さんが住み慣れた街で暮らしていけるように。

まさしくSDGs活動だと思いませんか?

臨床工学技士がサステナブルなよりよい世界をつくるために活躍している姿を想像していただけると嬉しいです!

ここまでお読みくださりありがとうございました(^^)

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