心理学を活かした言語聴覚士の仕事
いつもブログを見てくださり
ありがとうございます☆
言語聴覚士・専任教員の清田です。
以前、私が高校時代に
進路をどうやって選んだのかと、
言語聴覚士の職場のブログを
出させていただきました。
▼以前のブログはこちら
◇◆STブログvol.1◆◇言語聴覚士科教員紹介~清田先生~
相談会に来てくださる方の中に、
「心理学に興味があって調べていくと
言語聴覚士を知りました!」という方が
多くいらっしゃるので、
今回は、言語聴覚士が学ぶ
「心理学」についてお話したいと思います。
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言語聴覚士の学校のカリキュラムには
「心理学」という科目があります。
臨床心理学や生涯発達心理学、
学習認知心理学などいろんな「心理学」を学びます。
言語聴覚士は、
子供から高齢者まで幅広い方と関わるので
それぞれの年代の立場に立つことや
脳卒中など急に発症する病気になって、
「これからどうなるんだろう」と
不安な気持ちになる患者さんの
心に寄り添うことが大切になります。
また、悩みを相談したくても
声が出なかったり上手く言葉が出てこない、
そんな方々の気持ちを汲み取ることが
言語聴覚士に求められます。
姫路医療ではそういった力を養うため、
人の心理について学びます。
言語聴覚士は、
直接体に触れてリハビリをする
理学療法や作業療法とは異なり、
口の中や脳の機能の回復を図るので
直接触ることができない部分が多くあります。
自分から口を動かしてもらったり
声を出してもらえるよう、
「頑張ってリハビリをしよう」と
思ってもらえるように
心のサポートをしていくことが
とっても大事になります。
「話す」「聴く」「食べる」の機能回復
だけではなく、
病気に対する不安な気持ちや
話したいのに話せないという
もどかしい気持ちに寄り添って、
一人の患者さんとじっくり向き合い
リハビリをしていく仕事です。
他にも人の心の問題に関わるお仕事として
精神保健福祉士や臨床心理士などがあります。
精神保健福祉士は、 精神障害者の
相談支援に携わる専門職で、
統合失調症やうつ病などの
精神疾患を患っている人に対し
生活上のアドバイスを行います。
臨床心理士は、
公益財団法人が認定する民間資格です。
さまざまな年代の方と接し
社会生活の中で抱える心の問題について
相談援助を行います。
心理学を生かした仕事の中でも、
自分がどの仕事に合っているのか、
患者さんとどう接していきたいのかを
見極めるのが大切ですね。
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心理やカリキュラムについて
もっと詳しく知りたい方は、
清田先生に直接聞いてみてください♪
▼次回のイベントはこちら☆
8/20(日)【小児リハビリ】
自閉症スペクトラム児へのコミュニケーション支援
皆さまのご参加、
お待ちしています!!
▼今後のオーキャンや個別相談会の日程はこちら
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- 【学校名】 学校法人神戸滋慶学園 姫路医療専門学校 兵庫県認可の専修学校 / 厚生労働省指定の養成施設
- 【所在地】 〒670-0927兵庫県姫路市駅前町27番2 tel.0120-616-187/079-226-8115 fax.079-226-8116
- 【交通】 JR姫路駅東口より歩行者専用デッキで徒歩4分
- 【学科】 ■作業療法士科〈昼間部3年制〉 ■言語聴覚士科〈昼間部3年制〉 ■臨床工学技士科〈昼間部3年制〉 ■救急救命士科〈昼間部3年制〉※2024年4月 誕生!